【第155回例会】しん、あたまやま
イベントの概要
おなじみ古典落語の一席『あたま山』が、大人も子どもも楽しめる、全く新しい人形劇になりました。
日本語が持つ美しいリズムと人形の動きによる滑稽でダイナミックな表現を、ぜひお楽しみください!
大吉とチュー吉が繰り広げる、抱腹絶倒ドタバタ漫才『ねずみのチュー吉』もお楽しみに!
イベントの詳細
こんにちは。
私たちは劇団にんぎょう畑です。
埼玉県の西部、山あいにある
小さな小さな人形劇専門の劇団です。
人形劇…
それは新鮮な野菜や果物とおなじ。
丹精込めて育てた人形劇には、
こどもたちの成長に欠かすことのできない
大切なものがいっぱい詰まっています。
ココロ、育む。
こどももおとなも、演じる人も
そこにいるすべての人の心が育まれるような
そんな人形劇を私たちはお届けします。
あらすじ『しん、あたまやま』
あるところに、とてもけちんぼな男が暮らしていた。ある日、さくらんぼの実を見つけて拾って食べていたところ、種を捨てるのがもったいないってんで、そのままゴクリと飲み込んでしまった。この種が腹ン中で芽を出し、頭をつきぬけるとやがて大きな桜の木になった。
その桜の花がやけに見事なものだから、そのうち大勢の人たちが花見にやって来るようになってしまった。
頭の上では飲めや歌えやの大さわぎ。
しまいにゃ頭に火をつけられそうになり、これじゃ落ち着いて寝られやしないと、頭の桜を引っこ抜いたら・・・。